フリーランスエンジニアの現状

リモートワーク/在宅勤務を導入する企業の増大、副業解禁やIT技術の進歩に伴う働き方の変化によりフリーランスとしての働き方は年々浸透し、市場規模も拡大しています。IT大手レバテックの調査によると、リモートワークの環境が整えられたことにより、エンジニアの求人倍率は約17.8倍案件倍率は3.8倍となっており、今後も上昇が見込まれます。
案件数が増加し、需要が伸びている今こそフリーランスエンジニアとして成功するチャンスなのではないでしょうか。

選ぶ案件によって変わる
フリーランスエンジニアの働き方

フリーランスエンジニアには常駐型と在宅・業務委託の2種類の働き方があります。
それぞれの働き方を詳しくみていきましょう。

❶常駐型

案件ごとに企業と契約を結び、作業を行う働き方。
3ヵ月程度の契約が多く安定しやすい、正社員と同じような働き方だが、報酬が高い大型案件が多くスキルアップや、つながりができるのがメリット。
一方でクライアント先の就業規則や時間に合わせなければならないことが多く、時間の拘束があるのがデメリット。中には一ヶ月は毎日出社、その後はリモート勤務、フルリモートという案件もあります。

❷在宅型・業務委託

仕事を在宅にて請け負う働き方。
契約時に納期を設定し、それまでに納品。成果物の納品を持って報酬が支払われる。
自由度が高く仕事量ややり方を自分で調整できるのがメリット。
しかし、単発案件が多く、継続的な案件獲得が必要。単価が低いものが多い。

フリーランスエンジニアに転身で後悔?

フリーランスに憧れて転身したものの「稼げない」「案件獲得ができない」といった話を一度は聞いたことがあるかもしれません。しかし、今は需要の増加とフリーランス専門の求人サイトがあり、案件獲得がしやすくなっています。求人倍率が53倍の高い求人もあるのでそういった穴場な案件から始めてみるといいかもしれません。専門のエージェントを利用すると、そういった市場動向や穴場案件も教えてもらえるのでおすすめです。

案件倍率の高いスキル・職種を紹介

倍率が高く求人が見つけやすいスキル・職種を紹介します。

案件倍率の高いスキル・職種【TOP5】

  • Python 53.1倍
  • Webディレクション 27.9倍
  • ネットワーク 20.2倍
  • JavaScript(フロント) 16.0倍
  • PHP 13.6倍
参照:レバテック調査レポート/フリーランス市場動向

どの職種も稼ぎやすくはなっていますが、とくにおすすめなのが上記です。これらを考慮しながら求人・案件を探すとより稼げるエンジニアになれるかもしれません。

エンジニアの約7割が副業希望

副業の解禁に伴い、休日や業務時間後に副業を始める人が年々増加しています。中でもリモートワークのしやすいITエンジニアは約7割の人が副業を考えているといいます。それに伴い在宅や週1~OKなどの副業歓迎の案件も増加しているため、簡単に副業できる時代になってきているのです。いきなりフリーランスとして働くのが不安な人にはすきま時間での副業がおすすめです。

副業でスキルアップやフリーランスとして働くイメージを固めてからフリーランス転身を考えてみるのもいいのではないでしょうか。

エンジニア案件・求人の探し方

フリーランスエンジニアの案件探しには2つの方法があります。

  • 求人サイトやクラウドサービスを利用し、自分で案件に応募・面接を経て案件を獲得する方法
  • フリーランス専門の転職エージェントに登録し希望の案件を紹介してもらう方法

フリーランスで伸び悩んでいる多くの人は自分で案件探しをしています。そうすると案件探しに時間がかかってしまい、実際に仕事をする時間も減ってしまいます。エージェントを利用すれば、その手間が省けるのです。希望条件の案件紹介が受けられ、営業も代行してくれるので、すぐに仕事を始めることができ案件に集中することができます。
成功しているフリーランスエンジニアの多くがエージェントを利用しています。希望の条件と合わないときは断ることも可能なので、フリーランスを目指す人はとりあえず登録だけでもしておくことが大切です。

フリーランスで理想の生活を実現

フリーランスエンジニアとして成功すれば、年収1,000万円以上も夢ではありません。また、自由な働き方とストレスフリーな生活を手に入れることができます。エージェントを利用してフリーランスとして成功させましょう。